【調理】タコの唐揚げレシピ|もう油跳ねはさせない。
本日のお品書きは「タコの唐揚げ」です。
この記事では、筆者がタコ料理の中で最も愛するメニュー「タコの唐揚げ」をご紹介します。
タコの唐揚げは処理を怠ると、非常に油跳ねが多く、はねた油の掃除が大変などという理由で敬遠されがちです。このレシピでは、油跳ねを極力抑え、外はカリッと、中はプリっとした唐揚げにしてしまいましょう。

対策をせずにタコ唐作ると、油跳ね地獄が待っています。

釣行後の疲れた体に油スプラッシュは結構つらいからな。
また、タコの下処理方法に関しては、下記記事をご確認ください。

せんちょのおうちシェフ流 タコの唐揚げ
コツは、下茹で・フォークの穴あけ・薄力粉の下地で、油跳ねをできるだけ抑えることです。
材料メモのご用意を

下処理済みの茹でタコ300gを基準にします。2人分のおかずや、おつまみとしても使いやすい量です。
油跳ねを抑えながらカリッと仕上げる
- 下処理済の茹でタコ300g
- しょうゆ小さじ2
- 酒小さじ2
- おろししょうが小さじ1/2
- おろしにんにく少量
- 薄力粉大さじ3
- 片栗粉大さじ3
- サラダ油鍋底から3cm程度(タコが浸かるくらい)
- レモン1/2個
- 刻みねぎ好きなだけ
※生タコを使う場合は、下処理後に1分ほど下茹でしてから使います
タコの量が前後する場合は、下味は少なめから調整してください。下処理時の塩もみで塩味が残ることもあるため、しょうゆは入れすぎない方が失敗しにくいです。
作り方手順
①下処理で茹でる(下処理で茹でていればスキップ)

下処理が終わった生タコの場合、沸騰したお湯で1分ほど茹でましょう。
生のまま揚げるより、先に軽く火を入れておくと、油の中で身が急に縮みにくくなります。
皮や吸盤まわりの水分も落としやすくなるため、油跳ねを抑えやすくなります。
茹でた後はざるにあげ、粗熱を取り、表面の水分を拭き取ります。この時、足1本くらいの大きさにあわせて解体しておくと楽です。
②フォークで穴をあける

タコの皮や吸盤まわりに、フォークで数か所穴をあけます。
皮と身の間に水分や空気が残っていると、揚げた時に油がはねやすくなります。
皮を剥かない代わりに、穴をあけて逃げ道を作るイメージです。
③食べやすい大きさに切る

下処理済みのタコを、一口で食べやすい大きさに切ります。
大きすぎると噛み切りにくく、小さすぎると火が入りすぎて硬くなりやすいです。
足はぶつ切り、頭の部分は食べやすい幅に切るくらいがちょうどいいです。
④ 下味をつける

切ったタコに、しょうゆ・酒・おろししょうが・おろしにんにくを合わせます。
全体を軽く混ぜて、5分ほど置きます。
長く漬けすぎると味が濃くなりやすいので、香りをまとわせるくらいで十分です。
※下処理段階で塩もみ後の洗いが足りないとかなり塩辛い味になります。少し味見をしながら醤油の量は調整をしましょう。
⑤ 薄力粉をまぶし、軽く混ぜる

下味をつけたタコに、まず薄力粉をまぶします。
薄力粉が表面の水分を受け止め、衣の下地になります。
全体に薄く絡むように、軽く混ぜ合わせます。
⑥ 片栗粉をまぶす

薄力粉を絡めた上から、片栗粉をまぶします。
片栗粉を最後に使うことで、表面がカリッと仕上がりやすくなります。
粉が足りない部分があれば、吸盤まわりまで軽く追加しておきます。
⑦170〜180℃の油でカリッと揚げる

鍋や深めのフライパンにタコが浸かる程度の油を入れ、中火〜中強火で170〜180℃で加熱します。
揚げ時間は大きさにもよりますがおよそ2分程度を目安としましょう。タコを入れ、衣がカリッとして色づいてきたら引き揚げます。
色づきが早すぎる時は火を弱め、一度に入れすぎないようにします。
⑧ 油を切って盛り付ける

揚がったタコは、キッチンペーパーの上に置いて軽く油を切ります。
器に盛り、レモンを添えます。余裕があれば刻みねぎを少し散らすと、見た目もきれいになります。
そのままでも十分おいしいですが、マヨネーズや七味マヨを添えると、おつまみ感が一気に高まります。
せんちょの失敗から学ぶ 調理のコツ
其の1 下味処理は短くていい
下味は5分ほどで十分です。
長く漬けすぎると、味が濃くなりすぎたり、タコから水分が出やすくなったりします。
下処理時点の塩もみでついた塩味もあるので、風味だけで十分味がついています。

主役はタコや!香りつけるくらいでええで!
其の2 フォークで穴をあけよう
以前は皮の破裂対策をせずに唐揚げを作っていました。すると、身と皮の間に残った水分で皮が弾け、あちこちで大きく油が跳ねました。
皮を剥いて爆発を抑える方法もあるようですが、かなり手間なので、このフォークで穴をあける作戦に落ち着きました。
下味も入りやすくなり、皮まわりの破裂対策にもなるので、今はこの工程を外せません。

フォーク穴あけ作戦にたどり着くまでに幾度となく油跳ねに泣かされました。痛かった。
其の3 薄力粉をまぶしておく
片栗粉をふるう前の薄力粉工程をなくすと、水分がタコ表面に結構残ってしまい、油跳ねが増えて、かなり作業しづらかったです。
薄力粉を先にまぶすと、タコ表面の水分を受け止め、衣の下地になります。
その上から片栗粉をまぶすことで、油跳ねを抑えつつ、表面をカリッと仕上げやすくなります。また、フォークで穴をあけた部分から出る水分も、薄力粉が受け止めてくれるので、油跳ねを抑える助けになっていると感じます。

薄力粉はまとめ役、片栗粉はカリッと担当。二人そろってタコの唐揚げや。
其の4 油温は170〜180℃ で揚げよう
油の温度が低すぎると、衣がべちゃっとしやすくなります。
逆に高すぎると、衣だけ先に色づき、タコが硬くなって食べづらくなります。
油温は170〜180℃(中強火程度)を目安にします。菜箸の先に衣を少し付けて油に入れ、すぐに細かい泡が出るくらいを目安にします。
完全強火は温度が高くなりがちです。中火から~中強火くらいで行きましょう。
其の5 一度に入れすぎない
油跳ねが怖かったので、一度に揚げようと油に浸からない量のタコを入れようとしたことがあります。油の温度が下がることで、衣がべチャッとしてしまい、なんとも言えない仕上がりになりました。
タコを一度にたくさん入れると、油温が結構下がります。
量が多い時は、数回に分けて揚げる方がきれいに仕上がります。

全部まとめて入れたい気持ちは分かる。でも油は一気に冷める。ここは分割作戦や。
其の6 長時間揚げすぎない
油跳ねが怖くて、長い時間油の中に突っ込んだままにしたことがあります。普通に焦げるのと、中のタコが硬くなりすぎて、食感が微妙な感じになります。
タコは揚げすぎると硬くなりやすいです。
衣がカリッと色づいてきたら引き揚げましょう。

揚げ物は蒸し料理みたいなもん。余熱で火を通すんや。
まとめ
タコの唐揚げは、油跳ね対策をしておくとかなり作りやすくなります。
ポイントは、下茹でしてから水分を拭き取り、フォークで皮や吸盤まわりに穴をあけることです。さらに、薄力粉で下地を作ってから片栗粉をまぶすと、衣が付きやすく、カリッと仕上がりやすくなります。
油温は170〜180℃を目安にし、一度に入れすぎず、揚げすぎないように仕上げましょう。
終いに!

油跳ねを抑えやすい方法をご紹介しましたが、それでも跳ねるときは跳ねます。気になる方は、油跳ね防止ネットを使うと調理しやすくなるので、お試しを!
ではまた次回の調理記事で!さらば!
