【初心者さまガイド】釣りの服装編! 釣りって何着てけばいいの?

前回(10月)の船、朝バカ寒かったです….辛かったです。

海は濡れる、滑る、焼ける、冷えるのフルコースやからな。自分が料理されてるもんや。

去年寒暖差激しい時どんな装備していってたっけ。。。

しゃーない。装備も一回復習しときましょ。
まず結論:
釣りの服装は、濡れる・汚れる・滑る・日焼けする前提で選びます。
最低限そろえたいのは、帽子・長袖インナー・乾きやすい服・滑りにくい靴・偏光サングラス・ライフジャケットです。
おしゃれよりも、まずは「疲れにくい」「ケガしにくい」「安全に帰れる」服装を優先しましょう。
服装の考え方と重要性
釣りの服装で大事なのは、おしゃれよりも「濡れる・汚れる・滑る・日焼けする・冷える」への対策です。
特に海釣りは、日差しの照り返し、風、水しぶき、魚の血やぬめりなど、普段の外出とは違う負担があります。
服装を間違えると、釣っている最中に疲れるだけでなく、帰ってから魚をさばく体力まで削られます。
当ブログでは、釣った魚を調理して食べるところまでが海釣りの楽しみだと考えています。
そのため、釣行中に日焼け・寒さ・ケガで力尽きない服装を選ぶことが大切です。
この記事では、初心者でも選びやすいように、季節別の服装例と、実際にやらかしたNG服装をまとめます。

日焼けをなめてはならぬよ。めっちゃ頭が痛くなるで。
季節別/天候別 服装の例

春・秋編|朝晩の冷え込みに備える重ね着スタイル

- コンプレッションインナー
- メッシュ生地のTシャツまたはポロシャツ
寒ければ、トレーナー追加 - ズボン(半ズボンの場合は、レギンス推奨)
- 滑りにくい長靴
- レインウェア
なければ薄手のウインドブレーカー
- 帽子
首まで守れるハット型がよい - バラクラバ(なければ日焼け止め)
- 偏光サングラス
- ライフジャケット
春と秋は、朝晩と日中の寒暖差が大きい季節です。
特に船の上は風を受けるため、陸よりも寒く感じることがあります。
基本は、長袖インナー+速乾Tシャツ+ズボン。
朝の冷え込み対策として、薄手のレインウェアやウインドブレーカーを1枚持っておくと安心です。日が昇って暑くなったら脱げるように、「重ね着して調整できる服装」にしておきましょう。
また、春や秋でも海上の日差しは強いです。
帽子、偏光サングラス、日焼け止め、フェイスマスクなどで、首・顔・目を守ると釣行後の疲れがかなり変わります。
夏編 |肌を出すより、日差しを防ぐ

- コンプレッションインナー
- メッシュ生地Tシャツ
- ズボン(半ズボンの場合は、レギンス推奨)
- 滑りにくい長靴またはかかと固定できるサンダル
- 帽子
電動空調服使用時は、フードが邪魔になるため、野球帽型を推奨。 - バラクラバ(なければ日焼け止め)
- 偏光サングラス
- ライフジャケット
電動空調服使用時は、腰巻型かつ桜マーク付きで、船に使えるものを使用 - 電動空調服(服内固定バッテリーも必要。)
夏の釣りは、暑さよりも先に日差しで体力を削られます。
半袖半ズボンだけだと涼しそうに見えますが、海上では照り返しも強く、帰るころにはかなり消耗します。
基本は、長袖のコンプレッションインナー、速乾Tシャツ、レギンスまたは薄手の長ズボン。
そこに帽子、バラクラバ、偏光サングラスを組み合わせて、顔・首・目を守ります。
そして、真夏の船釣りでかなり効くのが電動空調服です。
服の中に風を通せるので、体に熱がこもりにくく、じっと釣る時間が長い船釣りではかなり助かります。
注意点は、ライフジャケットとの相性です。
チョッキ型のライフジャケットを上から着ると、風の通り道をふさいでしまうことがあります。電動空調服を使う日は、腰巻きタイプを使用し、送風を邪魔しにくい組み合わせを確認しておきましょう。また、船釣りで使うなら、桜マーク付きで、船で使用できるタイプのものを選びましょう。
冬編 |圧倒的寒さを打開するあったか装備

最下層インナー
- コンプレッションインナー
- メッシュ生地Tシャツ
- ズボン
半ズボンの場合は、レギンス推奨 - 靴下(1枚目)
中層インナー
- 薄手のアウター(ウルトラライトダウン)
- 厚めのスウェット
- ごつめの靴下(2枚目)
アウター
- 上下アウターレインウェア (スキーウェアもいい。)
- 帽子(寒いのでフードを基本被る。野球帽型を推奨。)
- バラクラバ(黒)
- 偏光サングラス
- ライフジャケット
冬の釣りは、寒さとの戦いです。
特に船釣りは移動中や釣っている最中に風を受けるため、気温以上に寒く感じます。
基本は、速乾インナー+中間着+防風・防水アウター。
中間着にはフリースや薄手ダウン、外側にはレインウェアや防寒ウェアを重ねると動きやすくなります。
足先はかなり冷えるので、厚手の靴下やカイロもあると助かります。
ただし、着込みすぎると動きにくくなるため、竿を持つ・座る・歩く動作ができる範囲で調整しましょう。

冬って釣りなんかするの?って思う人おるかもしれん。行くで。カワハギの肝が旬を迎えます。
雨・雪編 |上からカッパ装備

雨の日は、基本装備にレインウェアを足します。
インナーは春秋と同じで問題ありませんが、外側は上下レインウェアにして、できるだけ中まで濡れないようにします。
帽子は、フードの下に野球帽型のキャップをかぶると便利です。
つばがあると顔に雨が当たりにくく、手元や足元も見やすくなります。
雨の日は、バラクラバやフェイスマスクが濡れて息苦しくなることがあります。
また、偏光サングラスも暗く感じたり、水滴が気になったりするため、天候に合わせて使い分けます。
雪の日は、基本的に冬装備+レインウェアで考えます。
防寒だけでなく、防水と防風を優先しましょう。
各アイテムの詳細と考え方
服装に関するアイテム詳細
コンプレッションインナー(上部・長袖)

コンプレッションインナーは、肌にフィットする速乾性の高いインナーです。
汗をかいても乾きやすく、海水や水しぶきで濡れても不快感が少ないため、釣りではかなり使いやすいです。
日焼け対策を考えるなら、長袖がおすすめです。首元まで少し覆えるタイプを選ぶと、首まわりの日焼けも軽減できます。筆者は、季節を問わずほぼ毎回着ています。
レギンス(コンプレッションインナー下部)

半ズボンを履く場合は、レギンスを合わせると安心です。
日焼け対策になるだけでなく、針や魚のヒレが直接肌に当たるリスクも減らせます。
速乾性のあるものを選ぶと、濡れても乾きやすく快適です。冬は厚手のものに変えたり、重ね着に使ったりできます。
トップス(半袖・長袖)

トップスは、Tシャツでもポロシャツでも問題ありません。
ただし、釣りでは水しぶき、魚の血、ぬめりで汚れることがあるため、洗いやすく乾きやすい服を選びましょう。
おすすめは、白系や明るい色の速乾シャツです。
黒系は熱を持ちやすいため、真夏の釣りではかなり暑く感じることがあります。
毛糸や編み込み素材は、釣り針が絡みやすいので避けた方が無難です。

せんちょは暑い暑い言うてうるさいから、いつも白着てるな。
ボトム

ボトムは、動きやすく、濡れても乾きやすいものを選びます。魚の血やぬめりで汚れることもあるため、洗いやすい素材だと扱いやすいです。
ジーンズや編み込み素材は、釣り針が刺さると外しにくいことがあります。肌を出しすぎると、日焼け・針・魚のヒレでケガをするリスクもあります。半ズボンやスカートを使う場合は、レギンスと組み合わせるのがおすすめです。

釣り針引っかかるのが嫌いなので、基本半ズボン+レギンススタイルで行っています。
各装備の詳細
帽子(キャップ型、ハット型)

帽子は、夏だけでなく冬でも使いたい必須装備です。
夏は直射日光を防ぎ、冬は冷たい風から頭を守れます。
通常時はハット型がおすすめです。後頭部から首まで広範囲の直射日光を避けやすく、体感の暑さもかなり変わります。また、色は黒色は避けた方が、熱が溜まりにくいです。ハット型がない場合は、普通の帽子でもOKです。
また、フードをかぶる運用の際は、邪魔にならないよう、キャップ(野球帽型)の帽子がより使用しやすいです。
バラクラバ/フェイスマスク

夏用冷感タイプのマスク/バラクラバです。筆者は、耳からかけるタイプの冷感フェイスマスクが好きです。春夏用の冷感かつ通気性が良いものを選びましょう。日差しの少ない日ならば、使用しなくても問題はないですが、よく晴れた日は必須級となります。
特に首の後ろを日差しから守ることができるため、体温上昇をかなり抑えることができます。さらに冬は自分の呼吸がマスク周辺を温めるため、温かい。
最初は暑そうに見えますが、直射日光を防げるので、筆者は着けている方が楽に感じます。
ワークマンにコスパの良い夏用のフェイスマスクが多く置いてあります。
偏光サングラス

海釣りでは、偏光サングラスもかなり重要です。
海面からの照り返しが強く、目を守らずに長時間釣りをしていると、目が疲れたり、まぶしさで集中力が落ちたりします。
紫外線で目にダメージが出ると、目の痛み・まぶしさ・涙・頭痛につながることもあります。
筆者も、サングラスを忘れて釣りをした日は、帰ってから目の奥が重く、頭痛が出ることが多々あります。
偏光サングラスをかけると、照り返しを抑えられるだけでなく、水面のギラつきも見えにくくなります。
足元の確認、ランディング、ベイトの観察もしやすくなるので、海釣りではかなりおすすめです。
選ぶなら、UVカット機能のある偏光サングラスを選びましょう。
長靴/サンダル

靴は、動きやすく、滑りにくく、濡れても洗いやすいものを選びます。船や堤防は水や魚のぬめりで滑りやすいため、靴底に溝があるものが安心です。
おすすめは長靴です。水しぶきや魚の血がついても丸洗いしやすく、足元も守りやすいです。サンダルより蒸れやすいのはデメリットですが、船釣りでは安心感があります。
各種釣り具メーカーからも多くの長靴等が発売されていますが、ワークマンのイカした長靴がおすすめ。

せんちょはCrocsで船の中でずっこけてたな

踏ん張った時に汗でCrocsの中の足が滑ってグリンと回るんですよねぇ。そこからずっとワークマン長靴です。
ライフジャケット(救命胴衣)

ライフジャケットは、命を守るための最重要装備です。
船に乗るときはもちろん、堤防や岸壁で釣る場合も着用しておくと安心です。特に子どもと一緒に釣りをする場合は、必ず着用させましょう。
船釣りで使う場合は、国の安全基準に適合した桜マーク付きのライフジャケットを選びます。
ただし、桜マーク付きでもタイプが分かれているため、乗る船で使えるタイプかどうかを購入前に確認してください。
腰巻きタイプは動きやすく便利ですが、正しく装着しないと本来の性能を発揮できません。購入時は、桜マーク付きで、船釣りに使えるタイプかどうかを確認しておきましょう。
ライフジャケットは少し値段が張りますが、釣具の中でも最優先で用意したい装備です。
夏特化おまけ装備
首冷却装置
首元を冷やしつつ、風で熱を逃がす冷却グッズです。防水ではないものも多いので、船上で使う場合は水濡れに注意が必要です。普段使いもしやすいため、暑さ対策の補助として試す価値はあります。
気化熱で冷やすぽんちょ
水で濡らしてかぶるタイプの冷却ポンチョです。気化熱で熱を逃がせるので、炎天下の暑さ対策の補助として使いやすいです。ただし、風が強い日や船上での扱いやすさは実際に試して確認したいところです。
実際にやらかしたNG服装例 |せんちょの反省部屋
ここからは、筆者が実際にやらかしたNG服装例です。
釣りの服装は、カタログ上の正解だけではなく、「やってみたら普通にしんどかった」という失敗から学ぶことも多いです。
同じ失敗をしないために、反省込みでまとめておきます。
裸足にCrocsだけ
夏場にありがちな「裸足にCrocsだけ」は、個人的にはあまりおすすめしません。
一見ラクなのですが、汗をかくと素足とCrocsの間で滑ります。
船の上で盛大に足がズルッといったことがあり、普通に足をひねりました。
Crocs本体が滑るというより、汗で足裏とサンダルの間が滑る感じです。
通気性がよさそうに見えて、意外と中で汗がたまることがあります。
サンダルを履くなら、かかとを固定できるタイプがおすすめです。
特に船上では「脱げにくい」「滑りにくい」「足をひねりにくい」が重要に感じます。

せんちょ盛大に船でずっこけてたな

Crocs踏ん張ると汗で滑ってサンダルだけグリンって回るんですよね。
濡れると乾きにくい服
ジーンズなど、濡れると乾きにくい服も釣りではかなり不快です。
船の上では、思わぬタイミングで水しぶきがかかります。
一度濡れると、ジーンズはなかなか乾きません。
実際、春の釣行でジーンズ生地を着ていたとき、濡れた部分がずっと冷たくてかなり萎えました。春でも、濡れた服が風に当たると普通に寒いです。
ジーンズに限らず、乾きにくい綿素材は釣りでは扱いにくいです。
動きやすさと快適さを考えるなら、速乾性のある生地を選んだ方が楽です。
肌を出しすぎる半袖/ノースリーブ/半ズボン
暑い日は薄着になりたくなりますが、肌を出しすぎる服装も危険です。
シンプルに日焼けがひどいです。半袖半ズボンで5月にキス釣りに行った時のことです。
5月くらいの日差しでも、1日釣りをすると、軽いやけどのように赤くなり、風呂もしみる。さらに、日差しを浴び続けると頭痛っぽい軽い熱中症のような状態となり、キス天が食べられなかったことがあります。
釣りでは、涼しさだけでなく日差しを避けることも大事です。
長袖の速乾インナー、レギンス、帽子などで、できるだけ肌を守るのがおすすめです。
針が絡みやすいニットやジーンズ素材
冬の寒い時期に、ニットとジーンズで釣りに行ったことがあります。
カレイを釣ろうと思っていました。
釣れたのは自分でした。
針の返しがニットにしっかり引っかかり、まったく取れなくなりました。
無理に外そうとしても外れず、結局、糸を切って針を付けたまま帰宅したことがあります。
幸い、その後すぐに針を折って外せましたが、普通に恐怖を感じます。
ジーンズのような硬くて目の詰まった素材も、針が刺さると同じように取れません。
釣りでは、針が絡みやすい服、刺さると外しにくい服は避けた方が無難です。
特に袖口や裾がひらひらする服は、仕掛けが絡みやすいので注意です。
コンビニカッパで雨釣行
釣りに行きたすぎて、コンビニカッパで雨の中釣りをしたことがあります。
結論、もう二度とやりたくありません。
まず、めちゃくちゃ蒸れます。そして、釣りをしていると袖口や裾から水が入ってきます。
結局、外からも内側からも濡れて、何のために着ているのか分からなくなりました。途中でうっとうしくなってカッパを脱ぎ、ずぶ濡れで釣りを続けました。
あと、カッパの中に蚊が入ってきたときは地獄です。逃げ場のない密室で蚊と同居することになります。
雨の日に釣りをするなら、釣り用のレインウェアを用意した方が圧倒的に快適です。蒸れにくさ、動きやすさ、水の入りにくさが全然違います。

なぜか蚊がめちゃくちゃ集まってきます。
桜マークなしライフジャケットで船に乗る
船釣りで一番やらかしてはいけないのが、ライフジャケット関係です。
ライフジャケットには「桜マーク」と呼ばれる安全基準に適合した印があります。
筆者はそれを知らず、古いライフジャケットで船に乗ろうとして、乗船前に止められたことがあります。
結局、船に備え付けのオレンジ色のライフジャケットをお借りしました。
正直、見た目は涙が出るほどシンプルでよくいろんな意味で目立ちます。
安全面でも、船長さんや船宿さんに迷惑をかけない意味でも、ライフジャケットは事前確認が必須です。
船釣りに行くなら、桜マーク付きかどうか、さらにその船で使えるタイプかどうかを確認しておきましょう。
終いに!

釣りの服装は、かっこよさよりも「濡れない・滑らない・焼けない・冷えない」が大事です。
特に初心者のうちは、長袖インナー、帽子、偏光サングラス、滑りにくい靴、ライフジャケットを基本にして、季節に合わせて防寒・防暑・雨対策を足していくのがおすすめです。
服装で体力を守れれば、釣った後の片付けや魚の下処理までかなり楽になります。
帰ってきて初手のお風呂でクーラーの掃除まで済ませられたら、もう立派な釣り人です。まぁまだ成功したためし数えるほどしかないんですけど!
ではまた次回の記事でお会いしましょう!さらば!
